こんにちは!
今年も後12月を残すのみになりました!
ちなみに原谷グラウンドは一昨日の夜4度でした。
寒い寒い冬の到来です!
さて、11月27日をもって4回生は引退しました。
4回生はこの4年間何を学び、何を感じたのでしょうか!
4回生の4年間の『学んだこと』や『感じたこと』を後輩達に何かを感じてもらうことを願いこのリレーを連載していきたいと思います。
本日は立命の顔であるこのお二人です!
僕にとってこの4年間の中で、今年は本当に中身の濃いシーズンでした。
今までの3年間は先輩についていき、自分のことだけを考えて生活をして、サッカーをしているだけでした。
しかし今年は選手としてだけでなく主務、Cチームキャプテンの役職に就いたので、大きく立場や見る景色が変わりました。
自分の力不足や行動全てが原因なのですが、チームを上手く支えられず、ただただ1日1日が過ぎていき
どこかで自分の心の中で、歴代の主務の先輩方と自分を比べてしまい全然ダメだと感じたり
自分ではなく別の人が主務をやればもっと上手くチームは動いただろうと思ったり
色々なことを考えすぎてサッカー部に自分の居場所を見つけられなったりしてしまい「自分はどうるすべきなんだろう?なんのためにこんなことをしているのだろう?いっその事すべてやめてしまいたい」
と思い悩む日が続きました。
でもそんな悩みも、みんなが頑張って試合に勝利してくれることや、みんなの喜んだ顔をみることや、何気ない「ありがとう」の一言をかけてくれること、明るく「さわちゃん」と声をかけ話しかけてくれたことによって、
解消されていきました。
支える立場のはずの自分が、逆にみんなに支えられてばかりで本当に情けなかったのですが、仲間の大切さを感じることができ、苦しいこと辛いことがあっても何度も立ち上がることもできました。
そんな最高の仲間達と京都選手権優勝、FA杯優勝、天皇杯での京都サンガとの大接戦、最終節までインカレ出場への希望を持って戦うことのできたリーグ戦などを戦い、経験することができて自分は本当に幸せ者です。
今までお世話になったスタッフの方々、チームのみんな、支えてくれた方々本当にありがとうございました。
後輩のみんなに伝えたいことがあります。
それは、、、
もっとチームの事を考えて行動できるようにして下さい。
あくまでも僕が感じていたことですが
多くの選手が自分さえ良ければいいとう雰囲気が強く感じられます。
学生主体として動く立命館大学サッカー部にとってそのような雰囲気は良くありません。
日本一を目指す上で、組織としても素晴らしい集団になる必要があります。
新シーズンから組織としてもよい集団になれるように頑張って下さい。
そして、今年あと一歩で達成することのできなかったインカレ出場、日本一という目標を達成して下さい。
これからもずっと立命館大学サッカー部を応援していきます。
最後に、家族にはとても感謝をしています。
このブログを家族が読んでいるかはわかりませんがこの場をお借りして感謝の言葉を述べたいと思います。
普段は寡黙ではあるが時に熱く人としての大切さを教えてくれた偉大なお父さん、誰よりも自分のことを1番応援してくれたお母さん、実は頼りになるおねーちゃん、いつも自分の味方でいてくれたおじいちゃん、かわいい笑顔で自分を支えてくれたおばあちゃん
こんな素晴らしい遠い北海道から応援してくらる家族がいてくれたからこそ、僕は自分の進みたい道に進むことができ、自分のやりたいことができ、ここまで成長して来れることができました。
つたない言葉でしか表現できないのですが、本当に心から感謝しています。
続いて‥
二人目は立命の代表であり、関西の代表である
望主唯久馬くん(産業社会学部/草津東高)です!
僕がこの4年間の大学サッカーを通して学んだことは「サッカーは1人じゃできない」ということです。サッカーは11人でするものですし、相手がいないと試合もできないので、1人じゃできないなんて当たり前だと多くの人は思っていると思います。僕も以前までは、そのように思っていました。しかし、大学サッカーを通して、「1人じゃできない」ことの本当の意味に触れることができたと思います。それは、僕だけが感じることができたものなのかもしれません。
僕は、立命館大学体育サッカー部から関西学生サッカー連盟に派遣され大学2年から4年まで仕事をしました。通称、学連は関西学生サッカーのリーグ戦や各種大会などを学生主体で運営する組織です。サッカーをするプレイヤーをやめ、サッカーを支える運営者になったことで初めは多くの葛藤もありました。しかし、サッカーを支えることの楽しさや大切さに触れるたくさんの経験を通して、心のどこかにあったモヤモヤはなくなり、ただひたすら学連の仕事に取り組んでいました。
大会を運営する中で、1つの試合が行なわれるまでに何十人、何百人では表せられない人数の人が試合ができるように準備しているとわかるようになり、その一端を担っている自分の仕事にやりがいや責任を感じるようになりました。
僕たちが当たり前にキレイな人工芝の上でサッカーができる環境は当たり前じゃないんです。会場に行けば勝手に試合ができるわけじゃないんです。
グラウンドに行けば、監督やコーチがおり、大会に行けば試合ができるような環境は誰かのおかげだということに自分が支える側になって初めて気が付きました。そのおかげで、本当のサッカーの面白さ・サッカーの奥深さを感じることができた気がします。
「サッカーは1人じゃできない」
大学サッカーではただ上手ければ試合に出場することができるわけではないと思います。あいさつができること・相手を思いやること・感謝の気持ちを持つことなどしっかりとした人間性を併せ持っていないとダメだと思います。
最後に、僕が意識していた言葉を贈ります。
心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
長くなりましたが、皆さんの心のどこかに「サッカーは1人じゃできない」という言葉とその意味が残り続けてくれれば幸いです。
次の更新のお楽しみに!!!